▶︎仮想通貨のメリットとは?
スピーディーな取引が可能
スポーツベットアイオーでは、仮想通貨を使えば電光石火の速さで入金が可能です。所要時間はたった数秒。入金残高がすぐにアカウントに反映されるので、素早くベットを行いたいプレイヤーにぴったりです。対照的に、日本円での入金には3分ほどかかります。また、出金には5営業日かかることもございます。法定通貨よりも仮想通貨での取引が速いことがお分かり頂けるでしょう。
費用対効果が高い
仮想通貨の取引コストは、トランザクションに必要なブロックチェーンの活動によってのみ決定されます。言い換えれば、取引額のパーセンテージでは決まりません。手数料は0.01ドルからと低く、高額送金を行う際に最適です。一方、JPYによる決済には、取引量の3.3%の手数料がかかる場合があります。
価値の安定性
仮想通貨はボラティリティが高いため、利用するのに抵抗がある場合は、「ステーブルコイン 」と呼ばれる仮想通貨がおすすめです。ステーブルコインを使えば、価値の変動を抑えたまま仮想通貨とブロックチェーン技術の利点を享受することができます。ステーブルコインは、ペッグされた法定通貨に対して価値が1対1に維持されている仮想通貨です。簡単に言えば、1 USDTは常に1 USD相当の購買力を持っています。このため、価値の変動を心配することなく、仮想通貨で資産を保管することができます。また、法定通貨よりも単純明快なので、支出や勝利金の追跡がより簡単になります。
法律と規制
日本では、明確な法的ガイドラインがないだけで、仮想通貨は違法ではありません。2023年6月、欧州連合(EU)は仮想通貨に関する包括的な規制を導入し、安全な利用を保証しました。日本政府と米国も同様の規制に積極的に取り組んでおり、世界中の銀行が独自の仮想通貨を開発しています。イーサリアムもビットコインも合法です。
分散化によるセキュリティ
銀行のような単一の事業体に管理を委ねられなければならない法定通貨とは異なり、仮想通貨では分散型台帳技術を使って金融システムを管理しています。何十万ものブロックチェーン・ネットワーク参加者が台帳を管理し、あなたの資産を守り、取引を促進します。単一障害点がなく、ダウンタイムもなく、待ち時間もありません。
高い匿名性
ブロックチェーン上では、ユーザーは0x1234abcd…やbc1abc123…のようにウォレットアドレスで表示され、自分でそのウォレットの持ち主であると明かさない限り、他人には誰がその背後にいるか分かりません。つまり、ウォレットの所有者を明かさない限り匿名で取引できます。
▶︎ブロックチェーンとは?
ブロックチェーンは、データを安全かつ分散的に保管する革新的な仕組みです。従来のデータベースのように情報や管理を一元的に集約するのではなく、ネットワーク全体にデータを分散して保管し、一箇所の管理者がデータを勝手に変更できないようになっています。これが「非中央集権」と呼ばれる仕組みです。
ブロックチェーンは、データを「ブロック」と呼ばれる単位でまとめ、そのブロック同士を暗号技術で連結し、安全性を高めています。こうした構造から「ブロックチェーン」という名前が付けられています。
この技術の発想は、2008年にビットコインを開発したとされるサトシ・ナカモトが発表したホワイトペーパー(設計図)に端を発します。サトシ・ナカモトは、中央管理者が不要な分散型の取引台帳を作り上げ、ビットコインという新しいデジタル通貨で「二重支払い問題」を解決する仕組みを考案しました。つまり、同じお金を二度使えないようにし、銀行などの仲介を介さずに、人から人へ直接やり取りできる純粋なデジタルマネーを生み出すための仕組みです。
▶︎仮想通貨取引はどのように動くのか?
仮想通貨取引とは、ブロックチェーンネットワークを利用してデジタル資産を他の人に送る仕組みです。大まかな流れは次の通りです。
取引の開始
・仮想資産を送るときは、ウォレット(秘密鍵と公開鍵を管理するアプリやハードウェア)を使います。
・秘密鍵は署名を行って資産の所有者であることを証明し、公開鍵は送金先のアドレスとして使います。
・送金先の公開ウォレットアドレスと送る金額を入力して、送金を始めます。ネットワークへの送信
・署名された取引はネットワークにブロードキャストされ、ネットワーク内のすべてのノード(ネットワークに接続されたコンピュータ)に伝わります。マイナーまたはバリデータによる承認
・ビットコインのようなPoW(プルーフ・オブ・ワーク)方式では、マイナーが計算問題を解いて承認し、ブロックチェーンに記録します。
・イーサリアム2.0などのPoS(プルーフ・オブ・ステーク)方式では、保有するコインの数やステークの意思に応じてバリデータが選ばれます。
・マイナーやバリデータは、取引が正当であるか、送金者が十分な資産を持っているか、秘密鍵が正しいか、二重支払いがないかを確認します。ブロックにまとめる
・検証が終わった取引は他の取引と一緒にブロックにまとめられ、ブロックチェーン(取引履歴の公開台帳)に追加されます。
・ブロックチェーンに一度追加されたデータは改ざんできない仕組みになっています。確認
・ブロックチェーンに追加されることで「確認」が付きます。確認が多いほど、その取引の安全性は高いとされています。通常、複数回の確認を経て取引は確定し、取り消し不能になります。完了
・受取人のウォレットがブロックチェーン上の取引を検知し、残高を更新します。これで送金は完了します。
この一連のプロセスは分散型ネットワークによって行われ、銀行のような中央管理者に依存せずに取引の安全性と正当性を保っています。
▶︎仮想通貨ウォレットについてもっと知りたい
仮想通貨ウォレット(暗号資産ウォレット)とは、仮想通貨を保管・送信・受信できるツールです。
すべてのウォレットは基本的に「暗号資産の管理」という同じ機能を持ちますが、仕組みや秘密鍵の管理者によって違いがあります。
ウォレットは主に以下の2つの軸で分類されます:
・ホットウォレット vs コールドウォレット(インターネット接続の有無)
・セルフカストディアル vs カストディアル(秘密鍵の管理者)
ホットウォレット(オンライン保管)
ホットウォレットはオンラインで利用でき、日常的な取引に便利ですが、ハッキングなどのリスクにさらされやすいという特徴があります。
セルフカストディアル・ホットウォレット
あなた自身がリカバリーフレーズを管理します。
・リカバリーフレーズの保管や端末のセキュリティに注意が必要
・代表的な例:
・MetaMask
・Rabby Wallet
・Trust Wallet
・Phantom(Solana用)
カストディアル・ホットウォレット(取引所アカウント)
取引所が秘密鍵を管理します。
・初心者には使いやすいですが、取引所のセキュリティに依存します。
・代表的な例
・Binance(バイナンス)
・Coinbase
・Crypto.com
・OKX
コールドウォレット(オフライン保管)
コールドウォレットは秘密鍵をオフラインで保管するため、非常に安全で、長期保有に最適です。
セルフカストディアル・コールドウォレット
自分自身でリカバリーフレーズを完全に管理します。
・オンラインの脅威に強いが、物理的な保管環境の安全性が求められます。
・代表的な例
・Ledger Nano S Plus / Nano X
・Trezor Model One / Model T
・Keystone Wallet
・GridPlus Lattice1
ウォレットタイプの比較表
ウォレットタイプ |
インターネット接続 |
リカバリーフレーズの管理者 |
最適な用途 |
セルフカストディアル・ホット |
あり |
自分 |
Web3アプリ、DeFi、日常利用 |
取引所アカウント |
あり |
取引所 |
初心者、資金への素早いアクセス |
セルフカストディアル・コールド |
なし |
自分 |
長期保管、高いセキュリティ |